映画「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」
「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。
以下、ネタバレ一切配慮せず書きますので、お気をつけくださいませ。
スターウォーズシリーズの熱狂的なフリークという訳ではありませんが、シリーズは一通り観てはいます。とは言え『一通り』なので、各エピソードの筋やキャラクターの過去が詳細に頭に入っている訳ではない、そんな私の感想は、「映画として普通に面白かった」でしょうか。
ドキドキハラハラの見せ場はたっぷりで、これまで見てきた「スター・ウォーズ」の要素が色々と詰め込まれていて、主人公が自分を乗り越える場面では胸を打たれ、絶望的な場面に希望の光が差し込むところでは感涙し、最後は勝利に酔う。お約束満載ですが、それが良い、という感じ。
前作「最後のジェダイ」ではルークが倒れ、ボロボロになったレジスタンスがわずかに生き残ったメンバーで旅立つところで終わりました。今作は、冒頭の現状説明後、レイがジェダイの修行に励むところから始まっています。
そこから色々ありまして、レイはフィンやポーと生きていたパルパティーンの居場所を突き止めるために、シスのウェイファインダーなるものを探しにファルコン号で飛び立ちます。
そこからも色々・色々・色々ありまして、細かくは書ききれませんが、とりあえず思ったことを思いつく限り挙げてみます。単なる備忘録です。
・序盤はいまいちカイロ・レンの真意がわかりませんな。
・（過去の話が全部頭に入っている訳ではないので）ランドって、いつどんな活躍をしていたのか思い出せずもどかしい。。。
・チューバッカは、まあ生きているだろうと思ったよね。
・キジミでのC-3POの決意にはちょとうるっときました。
・チューバッカを助けるためにスター・デストロイヤーに乗り込んだ時は、流石にいやいやいやいや、無茶だよ～～～と思いました。絶望的な状況で無謀な賭けに突き進む場面を見るのは苦手でございます。。。やっぱり結局捕まってしまうし。
・レイがパルパディーンの孫だという話はびっくり。唐突過ぎませんか？？というか、彼に子供いたのか。想像できません。。。
・ハックス将軍哀れなり。
・ウェイファインダーを探しにやってきた荒れ狂う海の星での展開は、ちょっと何が何やら。。。カイロ・レンがレイとともに世界を支配しようとダークサイトに誘うのですが、レイはあくまで拒み、闘い、レイアの呼びかけで隙が出来た（？）レンを倒す。レイアの死を感じ取ったレイはレンを治し、1人飛び去る。
・残されたベンは亡き父ハン・ソロの語り掛けを受け止め、ダークサイドから抜け出る。遅いよ～～～～～。やっぱりハン・ソロは死なせないで欲しかったよ。。。
・レイアの死後、ポーが指揮をとることになるのですが、いやー、責任重大。しんどい。前作ではレイアや上層部に怒られていたのにね。私は、上の言うことを聞かずに突っ走った結果、周囲を窮地に陥らせるようなキャラクターが好きではないので、ここでは、えーー、本当にいいの？？と思いました。
・オク＝トーで、ルークの幻が現れてくれたのは、予想できたとはいえジーンときましたね。やっぱり、私はルーク好きだったなぁ。
・ルークが海底から引き揚げたＸウィングファイター、感動しました。感動したのだけど、あんなに古くて海の底にあったもので宇宙を越えて行くって、、、怖いですよ、やっぱり。フォースは錆びや劣化から物質も守ってくれるのですかね！？
・C-3POの記憶、結局どの時点に戻ったのかな？？今となっては思い出せませんが、ここもお約束ながら「良かったね」と思いました。
・エクセゴルに向かい、デストロイヤー群に立ち向かうレジスタンス、ポーが自らも出陣することにちょっとびっくり。指揮官が自ら戦場に出てはいかんよね。。。統率者はやっぱり生き残らないと。と思いつつ、それだけ人員不足ということか。
・レイがパルパティーンと対峙する裏で、レジスタンスはどんどん窮地に、、、ついにポーが打つ手がないと諦めた時に現れた援軍、え？どこからこんなに！？もっと早く来いよーーと思いつつもやっぱり感動しましたね。。。涙出ましたよ。
・が、それも束の間。レイとレン（というよりベンか）のフォースを吸収して蘇ったパルパテイーンが、強大なパワーでレジスタンスを沈めにかかります。そこでレイの耳に聞こえてきた、かつてのジェダイたちの声、声、声。。。ここで、それぞれが「〇〇の声だ！」と思えたら感動するのでしょうが、そこまでの聞き分けは出来ず、多分そうなのだろうな～とだけ思うのでした。
・パルパティーンをついに倒したレイ。そのまま絶命するものの、ベンのフォースによって蘇る。２人はキスを交わすものの、ベンはついに消滅。この辺の流れは、わかるような、よくわからないような。。。ま、ハン、レイア、ベンが死してようやく家族で穏やかに過ごせる、と思うしかないのかな。
・そして勝利を喜び合うレジスタンスたち。レイも遅れて合流し、フィンたちと再会する。フィンがレイに言いたかったことって、結局最後まで言いませんでしたね。それは「愛してる」という言葉だったのかなぁ。どこかの場面でポーに聞かれても答えていなかったけど。
・ラストは惑星タトゥイーン。レイが最後に言った『スカイウォーカー』の名前。自分の血を乗り越え、偉大なジェダイと将軍を親のような存在として、また、師として仰ぎ、その心を受け継いだという宣言なのでしょうか。（そんなにぴんと来なかったのですけどね）
