まっきーの備忘録

ゲーム・アニメ・マンガ等の感想の記録です。

アンミナ(6) とりあえず全員クリア

前回の進捗報告(?)から約1ヵ月、先週末になりますが、とりあえず全員クリアし、時間切れ以外のエンディングも全て見ました。

「とりあえず」の詳細は、以下で。

ネタばれ配慮せずに書きますので、見たくない方はここまでで。

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現在、守護聖様9人の最良EDと告白成就ED、レイナさんのイベント全部回収した上での補佐官ED、恋愛の絡まない女王ED、帰郷EDを終えたところです。

最初のヴァージルは最良を見た後、恋愛失敗まで恋人期間を堪能しましたが、2人目からはクリアを優先して、最良と告白成就を見たら次に行ってました。

回想の回収状況はこんな感じ。

 【追記】個別イベントの7〜9は、100〜と書いていますが、実際は140〜のようです。あと、キャラによっては恋愛段階による制約もある模様。

告白失敗にね、なかなかならないのですよ。一途プレイだと難しいのかなと思い、補佐官ED目指す傍ら来る者拒まずで8股状態にして、チケット使わずひたすら祈りました。年少3人とユエは結構あっさり振ってくれましたが、それ以外はリロード何十回しても成就するばかり。

まあな~恋愛8って、それ、ほぼほぼ告白でしょ!みたいな感じの人もいるし、振られる方が不自然というか、なんだよ!?という気分になるのも確か。今のデータは一旦諦めて、関係するかわかりませんが相性も上げないようにして、恋愛7で祈ってみようかと思います。

 【追記】恋愛段階7になったその日に告白すると、ほぼ100%振られます。また、同じ日に告白しても結果は変わらないようで、同じセーブからのリロードは意味が無かった。告白する/されるはランダムですけどね。

ユエが断るのはね、なんとなく納得する感じです。あらためて自問したらそうなったのね、というか。

年少組、特に10代達に断られるのは、それも「いや、だめでしょ、、、」ってな感じで諭すように言われるのは、なかなか堪えます。なんかねー、自分が浮かれてトチ狂った年増みたいに思えてくるのですよね。イタイ。。。

そして、プレイ前印象で色々書きましたが(光闇風水炎緑鋼夢地)、予想は概ね当たった感じです。やっぱりお気に入りはヴァージルとフェリクスのツートップだった。

が、ヴァージルについては事前のイメージとは方向性がだいぶ違いました。違ったけどこれはこれで良い。ヴァージルに関しては、色々語りたいのですが、まずは抜けている回想を埋めるのを頑張ろうかな。

という訳で、まだまだ頑張ります。

アンミナ(5) 進捗とプレイ方針【追記・修正】

その後のアンミナの進捗です。ヴァージルのイベント回収に勤しむか次に行くか考えましたが、平日は細切れの時間しか取れないこともあり、結局2周目に行くのは止めて、ヴァージルのイベントを色々見ていました。

※ 方針に沿って1周して気付いたことを元に一部訂正しました

1周目のデータで回収できるものは一通り回収したかな、ということで、これからのプレイ方針を決めて次に行こうと思います。会話のパターンはまだまだ見られると思いますし、チャットもたくさん残っていますが、全員を一通り終わらせてから、ゆっくり楽しもうかな。告白を断った後のデートもなかなか良いらしいですが、見てませんしね。

そして、アンミナの初動本数、結構出たようで嬉しいですね。これから色々展開して欲しいなぁ。

 

以下、ネタばれ配慮せずに書きますので、見たくない方はここまでで。

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1人につきスチルをコンプしようと思ったら、帰省に3回行く必要があり、結局は9周しないといけない訳です。

であれば、色々な会話を見たいし、水晶玉も見たいし、1周で追いかけるのは1人がいいかな、と。

ランドマークのデートは、恋愛段階1~6で1~3、恋愛段階7・8で4~6、恋人後で7~9とのことです。恋愛段階1~6の時に3回以上訪れてしまうと、それ以降は6、9しか起こらないらしい。

Twitterでお見かけしました。攻略がんばって共有してくださる方に感謝!)

【5/30追記】これですが、どうも訪問回数は蓄積されていて、それぞれの段階の開始時点で過去の全訪問回数が反映されるようです。

ランドマークが3か所できていて、ヴァージル以外恋愛が進んでいないデータを1つセーブしたので、他の守護聖の初期段階にはこれが使えます。

という訳で、今後の進め方はこんな感じ。

・恋愛段階を進めるのは1人。帰省もずっと同じ人と行く

・ランドマークが出来ても、恋愛段階9までは行かない。各エリアの1~3はヴァージルの時にセーブしたデータで回収する

・8段階目まででランドマーク3か所立てたらセーブ。9段階まではランドマークに行かず、各エリアの4~6はこのセーブデータから後で回収。告白成就の回収にも使える。

・告白失敗はなかなか難しそう。一途プレイだと7段階でも親密度MAXになっており、何度リロードしても成就してしまいます。これは、できるだけ大人数相手に親密度170~180くらいで7段階くらいのデータを作って、まとめて試してみるのがよいかなぁ。

(ヴァージルの告白失敗の回収がまだですが、1周目では諦めました。全員終わったらやります)

・9段階目をOKしたら、そこでセーブ。マイコンシェルで育成ガンガン進めて女王へ

・女王になったらセーブに戻って、ひたすら寝て過ごしレイナが勝つのを待つ。結構時間がかかるので、おそらくその間で全エリアのランドマークの7~9の回収が可能

こんな感じですかね。

これで、イベント回想のうち恋愛イベント9段階と告白2種類、エピローグ2種類、ランドマークデート9種類×3か所は回収できます。個別イベント1は部屋に行けば確実に起きると思いますし、帰省を3回連続で行くのを忘れなければ、スチルはこれでコンプです。(サクリアは流石に送ってもらっているでしょう)

しかし、帰省デート、CG鑑賞には残るけどイベント回想に残らないのね。こっちの会話も良いのに、セーブで残すには数が足りないので、回想から見られるようにして欲しかったなぁ。

個別イベントは10までありますが、2以降の発生条件はさっぱりわからないので、とりあえず進めながら発生を待つしかないかな。進行状況や親密度、共感寄りか興味寄りで変わるかもしれないので、全員終わったら色々試してみようかなと思います。

いやー、楽しい。次はフェリクスに行こうと思います。

アンミナ(4)1周目感想-全体ざっくり

アンミナ1周目が終わりました。

いやー、楽しい。

ちなみに、最初に見たのはヴァージルの補佐官エンディング。その後、告白して成就、最良エンディングも見ました。途中のデータから女王エンディングも見ました。この後、ヴァージルのイベントをとことん極めてから他の人に行くか、この辺で次の人を始めてみるか思案中。

以下、ネタバレ配慮せず書きますので、見たくない方はここまでで。

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まず最初に今作のざっくりした感想というか、自分用メモです。

ヴァージルの感想も書こうと思ったのですが、全体の感想が長くなり過ぎたのでまた別途。

【背景】

令梟の宇宙は比較的若く(アンジュが25代目)、これまでは、代々女王が次の女王を指名してきた。が、重責のため(だったっけ?)、女王も補佐官も倒れてしまい、このままだとあと25年で消滅するという危機に瀕している。そこで、歴史が長く安定している神鳥の宇宙のサポートを受けて、女王も補佐官も不在の状態で令梟にとって初めての女王試験で女王を決めることになった。宇宙意思がフクロウの姿をしているというのは、初代女王が話したことらしい。

(飛空都市は神鳥の宇宙から持ってきたものなんですと)

尚、女王試験期間中は、神鳥の宇宙が管理している育成地以外、聖地も含めて令梟の宇宙の時間の流れが同一になっており、新女王の最初の大仕事は時間を再始動して流れを正すことである。

【システム面の感想】

概ね、過去のアンジェリークを継承しています。大陸育成の基本的な仕組みや、定期審査、大陸視察など。

異なるのは、育成において9つのサクリアのバランスをとらないと、トラブルが発生する(守護聖との親密度も下がる!)ことですかね。バランスよく力を溜めることで、各地域にランドマークが建ちます。最初は「民の望みを聞かないと建物は増えない」と言っていた気がするのに、だいぶ後半になって「民の望みだけを聞いていても駄目」とか言われて、やっぱりそうかよ!と思った気がします。

画期的なのが、守護聖が訪ねてきて一緒に過ごしても、ハートの数が残っていれば1日が終わらないこと。朝、誰かが来て湖に行っても、その後育成のお願いに行けるのです。休日もハートの数だけ行動できるので、1日に複数人とデートすることも可能。すごいな。

変化といえば、守護聖の性格が固定になりました。というか、毎回性格が変わるというのが、そもそもおかしかったのかもしれない。旧作の公園デートの質問責めが「青空面談」に継承されていますが、育成状況やパーティのお土産など限定的になっています。守護聖の性格調査が要らなくなった分、だいぶ楽だ。

あと、定期審査で「どちらが女王にふさわしいか」の判断基準が、親密度ではなくなっているのも大きな変化かな。このタイプの審査が1回発生しましたが、レイナと親密後200の守護聖がアンジュを選んでくれましたからね。「女王にふさわしい振る舞いをしているか」ということですが、明確な条件はわからないなぁ。育成の回数とか視察の回数なのでしょうか。

そうだとした場合、一度に複数の守護聖と仲良くすることに意味があるのだろうか?というのが気になります。今回、回想の数やデートのパターン、話題の数など1人あたりのイベント数がかなり多いので、コンプを目指そうとすると、親しくする相手は1人に絞った方がよさそう。定期審査に親密度が影響しないなら、他の守護聖とは没交渉でも問題ないのだろうか?とりあえず、外にいるのを見かけたら挨拶しているのですが、地味に時間かかりますからね。

個人イベントや恋愛イベントが、部屋に入るだけで発生するのは、ちょっと面倒かな。バランスとるために最初は色々な人に育成を頼みに行く必要があり、新しく始める都度、何度も同じイベントを見ることになってしまいますね。イベント発生をキャンセルできるとよいかも、という気もしています。

今回、ゲーム内の行動でポイントを貯めてアイテムが買えるのですが、往年のアンジェリーカーにとっては「よくやった!」というようなものばかり。いて欲しい時に執務室にいないとか、滝で祈っても意中の人が来ないとか、泣かされましたからね。体力回復系はあまり使っていないですが、特定の力が欲しい時の当番札と、滝への誘いはしっかりつかいました。

女王になるエンディングでは、最後の挨拶のパターンが複数ありますが、おまけの回想で細かく指定してそれぞれ見ることができるようで、ありがたい。また、今回、会話の選択肢の内容によって、相手の感情が「共感」「興味」に分かれていき、それによってエンディングの台詞も変わるようです。どちらも、全部自分で回収しようと思ったら大変だ。。。

でも、途中で書いた通り細かいイベントや会話の種類が膨大で、おまけで見られないものも多い。水晶球もパターン多いですよね。こちらは、全部見たかどうかもわからないですね。

【その他もろもろ感想】

アンジュちゃん、だいぶしゃべるヒロインで、モノローグもツッコミもなかなか楽しい。

そして執事サイラスくん、最初から最後まで、言うこともテンションもいちいち面白くて、アンジュの醒めた反応がまた良いです。面白語録をまとめようと思ったらキリが無い。とりあえず、スクショをたくさん撮っています。しかし彼は彼で「え?」と思うような正体が終盤で明らかになり、一筋縄ではいかないな、という感じでした。サイラスとタイラーには、エンディングは無いものの、ストーリーの進行段階によって、休日の王立研究院や森の湖でイベントが発生します。タイラーは一体どんな経緯でここに来たのでしょうね?

レイナさんと同郷3人で、休日は昼間からビール飲んでるというのも笑える。(飲酒後に別の人とデートに行くなという感じですが。。。)

ポットラックパーティも楽しすぎます。まだ3個くらいしか見ていませんが、高校生のカナタくんには難題が多い。うちの高一の娘も「わっかんないよ!!」と言ってました。

さてさて、そんなこんなで、まだまだ頑張りますよー。

Code:Realize ~創世の姫君~

Code:Realize ~彩虹の花束~for Nintendo Switchをプレイしました。
通称コドリアですね。

ネオロマンス以外の乙女ゲーは久しぶりです。Switchのゲームをあまり持っていなかった時、せっかくハード買ったので何かやらないと、、、と思って入手したものの、年単位で積んでおりました。

本編「創世の姫君」とFD1作目「祝福の花束」が収録されており、まずは「創世の姫君」からです。攻略サイトで見たおすすめ順(※)通りにクリアしまして、感想をさらっと書き残してみようと思います。

※ インピー → ヴァン → フラン → サン → ルパン

以下、ネタばれ気にせず書きますので、お嫌な方はここまでで。

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【はじめに】

共通ルートは結構長く感じましたが、寄せ集めのような面々がいつしか『信頼しあう仲間同士』になって、作戦や闘いに皆で挑んでいく展開が熱くて良かったですね。主人公のカルディアは、(正体が正体だけに)感情の動きが序盤は薄めですが、アイコンの表情がどれも可愛く、色々な場面で淡々と突っ込む様子が良い感じ。

そして、最初のエンディングがノーマルエンドで終わってしまい、途中のセーブが全く無かったので(え、、、初めからやり直し!?)とげんなりしましたが、「創世の軌跡」で好きな章を指定して始められ、好感度を最大にして必ずトゥルーエンドを迎えられるという親切設計で、助かりました。

以下、周回するにあたっての覚え書きです。

序章 選択肢は特になし
1章 インピー、フラン、サン登場。フランの選択肢
2章 ヴァン登場。カジノでインピー/フラン選択
3章 授業相手を選択(2回)
4章 誘拐計画への意見、手伝い、行動相手を選択
5章 オークション参加への意見を選択
6章 フランの意見への選択
7章 修理/戦闘を選択
8章 サンの意見への選択

ルパンルートが解放されると、各章でルパンの選択肢が増えます。

【インピー】

気軽に口説いてくるおちゃらけキャラって、あまりタイプではないのですが、ぽろっと弱気や正直な本音を見せたと思いきや、まっすぐ真剣な台詞を聞かせてくれるところは良かったですね。カルディアの彼への反応、素っ気ないスルーから、意識し始めて照れが入っているものの、徐々に一途なものに変わっていくのが可愛いくて、恋愛感情の自然な盛り上がりを感じられて良かった。インピーもめげることなく前向きに接してくれて、明るくて良い。カルディアに対してというだけでなく、すべてに置いて前向きなのが良いです。

正体を知った後の2周目では、やたらと身体能力の高さをアピールしていることに気付きましたが、1周目は結構時間をかけてスローペースで進めていたためか、印象に残っていなかったので、正体を知った時はびっくりしました。

最初に迎えたエンディング、自分がノーマルの方に進んでいることに気付いていませんでしたが、インピーのモノローグや希望を残したラスト、こっちはこっちでなかなか良かったです。トゥルーエンドを進んでいるとばかり思っていて、彼が見つからないまま終わってしまい、え??と茫然としましたけど。

このルートではネモがラスボス的存在ですが、台詞の言い方が長くて最後まで聞いていられなかった。。。基本的に初めての台詞はモブ含めてちゃんと聞くのですが、この人だけは飛ばしてしまいました。

インピー・バービケーンという人物や大砲クラブというのは、ジュール・ヴェルヌの小説に出てくるそうです。子供の頃読んだかもしれないけど、記憶に無いなぁ。

【ヴァン】

ヴァンのルートはとにかく彼が復讐一直線で、最後まで甘い展開がありません。ヴァンの気持ちがあまり見えないまま、カルディアが1人で想いを募らせていく感じですが、周囲が優しく応援してくれるのが良いね。そしてどこまでもカルディアを拒絶して離れるばかりのヴァン。ようやくカルディアへの想いを口にしたと思ったら、直後に気絶させて置いていくという。ひどい男だ。いや、ところどころで、実は優しいという面が出ていたのですけどね。

それにしても彼の過去は壮絶でした。自分がやってしまった非道な行いもさることながら、その行いをもってでも守りたかった家族も喪い、信じていた人に裏切られ、そして自分までもが改造されていたという展開。可哀想すぎる。ラスボスはアレスターでしたが、彼の動機は正直よくわからない。気持ちの悪い執着、文字通り変態ですねとしか思えませんね。。。何も見届けないまま死んでしまうし。

ヴァンのルートでも最初はトゥルーエンドに入れず、創世の軌跡からやり直しましたが、選択肢もなく流れが変わるだけとは思わなかった。同じ流れで悲しい最期を見た直後だったので、なんだなんだ?死なないってどういうこと??となってしまい、若干混乱しました。そしてここまで甘さが全く無かったのを補うかのような、エンディング以降のデレっぷりが極端すぎてちょっと笑えます。根本的に優しくて、大事な人を守りたい人なんだな。

おまけシナリオ、ヒロインが絡まない肌色スチル見せられてもイマイチときめかないのですが。。。あれはあれでファンサービスなんでしょうか??

1周目殆どギャグだなと思ったヘルシング砲、それで無事っていくらなんでも無いでしょうよと思いましたが、実はヒドゥン・ストレングスだったということで、なるほどね、と思ったのでした。

ヘルシング教授は有名ですね。ドラキュラと対決する大学教授で、吸血鬼ハンターの代名詞、ということです。

【フラン】

フランは優しい。とにかく優しい。自分が引き起こした惨劇を深く悔やんでおり、カルディアへの気持ちも贖罪だと言い続けて、なかなか想いを口にしてくれないので、ちょっとジリジリしました。ただ想いが通じてからは甘い。科学者の立場を利用(?)して、大丈夫なタイミングを計ったり、ED後は毒を無効化する薬を開発したりして、積極的にスキンシップとってくれます。ジクテリウムの口移しは、やりそうだけど自分が危ないよね!?と思っていたところ、液体なら大丈夫って、なかなかこじつけたなと思いました。

本人のルート以外では、毒無効化の薬を作ってあげないのか!?と思いましたが、フルコンプして、そうか、ジクテリウムが入手できないから無理なのか、と気づきました。フランは探し続けているし、他の人もまだ希望はあるね!

ラスボスはヴィクトリア女王でした。インピールートでは味方だったので、かなり終盤まで実は裏の意図があるのかと思っていましたが、まさかの本気。自分が死んでもいいからロンドンを壊滅させて英国の未来を守るって、いやいや、無理でしょうよ。ちょっと、この動機は意味不明。少なくとも、ちゃんと見届けないと。父王との確執からの流れで、女王を続けること自体嫌になっていたのかと考えると、可哀想ではありますが。最後、忠実でありながら女王を正しい道に戻そうとするレオンハルトが格好良かったですね。そうなるだろうと思いましたけどね。

カルディアはどのルートでも割と戦うヒロインでお荷物にならないのが良いですが、特にフランは武闘派ではないので、時に彼を庇い、助け、精神的にも抱きしめて癒す場面があったりするのが良いなぁという感じでした。フランもね、繰り返す「僕を信じて」というところが良かったですよ。

あと、フランは色々な場面で、えええええぇ!?と狼狽していたのが可愛かった。一番ウケたのは、共通ルートでお金が無い話をする時に、小声で「僕が一番使ってました」と言うところですね。

フランケンシュタインは、有名な人造人間の創造者ですね。

【サン】

共通ルートでの、最初に目を開くのがあんな怖い顔と行動とは一体何者!?イデア使徒とは??という疑問が、ここで明らかになります。

ホムンクルスやら吸血鬼やら、人外の存在がわんさか出てくる本作ですが、ついに不老不死まで出てきた。フィーニスをあっさり殺したところを見ていたので、カルディアを監禁した挙句に殺そうとしても、あまり驚きませんでした。そうだよね、みたいな。

正しい歴史を守ることを使命としたイデアという組織の命を受けて、サンはカルディアを殺さなければならないが、彼女を愛してしまったので葛藤する、という展開。葛藤した挙句、カルディアを守るために、自分の不死が失われても使徒全員を殺そうという反逆を企てます。カルディアはカルディアで、サンを生かしたくてイデアの総帥であるオムニブスと交渉し、サンの不老不死復活のため、ギネヴィアを倒すこと、世界を破滅させないために自分は死ぬけどホロロギウムを壊すこと、という2つの条件を勝ち取る。

いやいや、お互い自分が死んでもいいって、相手の気持ちも考えましょうよ。何をどうしても2人揃って助かる道が無い、詰んだ~~~という感じでしたが、なんとかサンがギネヴィアを倒し、サンの必死の懇願とギネヴィアのフォローを受けて、オムニブスが心を変えてハッピーエンド。ちょっと都合良過ぎじゃない?と思いましたが。

最後、ホロロギウムが無くてもカルディアが生きられる方法を探しに、情報収集の旅に出ます。怪我しても再生するので、少しならキスしてもOKって、サンならではですが根本解決してないよね。しかしイデアはいつまで待ってくれるのだろう、というのも気になるところです。

サン・ジェルマン伯爵という存在は知らなかった。実在の人ではあるが、不老不死の噂があったということです。

このルートでは、ルパンが軽いジェラシーを見せていて、今まで無かったのでちょっと驚きました。インピーは誰のルートでも「俺じゃないのが残念!」って言ってますけどね。これはサンのルート特有?ルパンルート解放直前の4人目だから、ということは無いですよね?後者だったら、全員見直したくなってしまうので面倒なのですが。

【ルパン】

メインヒーローの筈ですが、共通ルートを見る限り、集めてきた情報が意図的に掴まされたものだったり、ショルメにやりこめられたりして、いまひとつ「格好良い!」「頼りになる!」という感じが薄い気がしてました。誰のルートでも優しいですけどね。

ルパンルートでは、コード・リアライズの計画の全容が明らかになり、アイザックも本格的に登場します。伏せられていたキャラクターの関係性なども明かされ、全員の因縁も全てまとめて解決、カルディアの毒も完全消滅する大団円ルートという感じ。フィーニスにも救いがあればと思いましたが、仕方ないのかな。ショルメとアレスターの因縁はびっくりしたよ。そのためにヴァンルートでのアレスターの最期が薄かったのか??あと、ノーチラス、インピーが操作しなかったのであれば街中に墜落しなかったのか心配です。

。。。読み応えはありましたが、いまいちルパンとの恋愛が弱いというか、萌えないというか。。。

なんだろうなぁ。キャラクターに強いアクが無いからでしょうか。もしくは、他のキャラに比べると、過去や背景が少々薄めに感じるからでしょうか。ピンチの時にいつも助けてくれるヒーローではあるのですが、いちいち台詞が芝居がかっているのに興ざめしてしまうのかな。お互いの想いを確かめ合う場面は、持って回った言い方がかえって良かったのですけどね。その他、色々と良いことも言うのだけどな~ちょっと残念。

このルートではヴァンが良い味を出しています。カルディアがいなくなった時、冷静に見せているようで新聞を逆さに読んでいたとか、焦るルパンに対して冷静な言葉でハッパかけてくれるとか。

ノーマルエンドでは2人が行方不明となり、イデア使徒の役目を解かれたサンが、屋敷で皆の思い出を懐かしむのですが、これはこれで良かったかも。彼が思い出す皆のやりとりも、最後の写真も。あの飛行船レースの写真、みんな良い顔してるよね。ヴァンまで笑顔。

トゥルーエンドは2人の結婚式ですが、本人たちよりも周りが面白い。インピーとヴァンを必死で抑えようとする常識人のフラン、苦労するよねぇ。

【まとめ】

総評としては面白かったです。ルパンルートが弱いと書きましたが、それは他のキャラのルートが濃かったからであって、決して悪かった訳ではない。キャラとしてはヴァンが1番、次点がフランという感じかな。

ヴァンは過去があまりにも辛かったので、これから幸せになって欲しいという気持ちが強いのと、本編中カルディアに触れることが全くできなかったのが不憫なので、FDでは1番に攻略しようと思いました。

アンミナ(3)プレイ前印象-鋼夢地

前回の続きです。

macklucky.hatenablog.com

再度、繰り返しになりますが、ひとっっっつも事前情報を入れたくない主義の方はここまでで。

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【ゼノ】

前回のカナタでも書きましたが、基本的に年下には食指が動かないのですよ。。。それも、自分に自信がなくちょっと気弱なタイプは、年上でもイマイチなので、今のところ刺さる気がしません。

恋愛相手として見なければ、とても良い子だと思います。この発言にはぐっときた。

 

公式のSSでもカナタのことを気遣っている模様ですしね。そんな繊細な面がある一方で、カフェテラスに大盛りメニューを望んでいるあたり、若いねぇ、可愛いねぇ、という感じもあります。

優しいし、可愛いし、一生懸命尽くしてくれそうで、良い子ではあるので、何かこう惹かれるポイントがあったら嬉しいな、と思いますね。

 

【フェリクス】

推し候補ツートップのうちの、もう1人です。私が好きになるキャラの傾向として、スマートに甘い言葉を紡ぐ(でも好き好き言わない)タイプの他に、自分が信念を持っているものに関して真摯で、その分ヒロインにも期待を込めて厳しく接するタイプがあります。フェリクスは多分後者だろうと。

公式サイトのスチルの文章を見ていると、恋人関係になってからも率直に真っ直ぐ接してくれるようで、その辺も好きになりそうな予感です。

あとキャラソンが良いですね。どのパートのメロディも良いし、前奏や間奏の流れるようなピアノがまた良い。ただ、やたらと涙が綺麗のどうのこうの言っていて、そんなに私泣かされるの!?という気分にもなっております。

 

【ロレンツォ】

甘い言葉をもってスマートに接するタイプは基本的に好みですが、この人は現時点ではあまりハマりそうにない。自分の興味だけで動いているとか言われているあたり、ヒロインに対する興味が薄そうに感じるのが、イマイチなのかなぁ。

見せない本心が、なんらか強い信念みたいなものに紐づいているようなケースは良いのですが、自分自身の欲求が一番と言われるとね、ふーんという感じで。自分に興味の無い人を振り向かせるのがイイ!、とはならないんだな、私の場合。

ただ、声は良い。素敵です。

そしてドラマCDの360度評価では、「目的のために手段を選ばない」とか「悪い大人」とか言われたい放題。本人は意に介していないのでしょうけどね。