まっきーの備忘録

ゲーム・アニメ・マンガ等の感想の記録です。

遙か7大団円・全体感想【ネタバレ】

大団円エンディングまで見たので、全体を通しての感想など。

クリアしたのは7/19(日)。

以下、ネタバレには配慮しませんので、お嫌な方はここまでで。

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八葉の全EDを見た後、まずはノーマルEDと言うのでしょうか、富士山の後、つばきさんとあやめちゃんにそばにいてもらうことにしたところ、エンドロールの後、岐阜城で大名の姫としての勉強に励む七緒と、岐阜城についていった面々との穏やかな日々が語られます。でも、世の中は戦に向かっているようだ、、、という少し不穏な雰囲気を残して終わりとなりました。

(ん?これだけ?)とも思いましたが、大団円があるしね、ということで、入り方を探すのが面倒なので「はじめから」でスタート。

音声すべてスキップ、絆イベントもすっ飛ばし、戦闘スキップモードで進めたところ(戦闘スキップにしていると、ちょいちょい龍穴に入れなくて雑魚戦しないといけないのが面倒でした)、最初に富士山に行くところで新しい選択肢が表れました。

進めたところ、八葉が口々に頑張ったねと褒めてくれた挙句、そのまま最後の戦いに突入、あっさり龍脈を正したことになって現代へ帰還、五月や大和と乱世の日々を語り合い、記念スチルが出て終わり。

えええーーー!?これだけ???

3とか6の大団円EDは、次に続くというか遊び心があった気がするのですが、今回はあまりにもあっさりで拍子抜け。まあ、皆からの言葉とか、七緒から皆への言葉とか、全部やったからこその感慨みたいなものはありましたが。

という訳で、大団円ED自体には、特に感想も無いです。唯一気になったのは、大和は現代に帰ってきてよかったのだろうか、というところでしょうか。この先、辛い思いをするのに、、、と思ってしまいます。

全体を通しての感想は、『面白かった!』ですね。個別ルートの感想では、色々と文句も言っていますが、キャラ自体は全員とても好きです。どのキャラも、他のルートでの言動見ても良いなと思うし、個別ルートに入ってから八葉が集合する場面は基本的に楽しい。全員とても好きな分、この人が断トツ!というのも無いかもしれません。

遙か6では、一番最初にプレイした有馬ルートで、EDに向かう流れで完全に梓にシンクロしてしまって号泣、心臓鷲掴みされた!となって、完全に有馬さんに落ちましたが、今回はそんな人はいなかったです。やっぱり、そこまで思い入れ出来る人って、そうそう出ないんだな。

ちなみに、ネオロマでそこまで『落ちた』と思えたのは、遙か3の弁慶さん、遙か6の有馬さん、下天の光秀さん、コルダの月森くんですかね。

遙か7に話を戻し、それではどのルートが好きか?と聞かれると、宗矩、兼続かな。大和も好きです。幸村は別格という感じで他のルートとの比較が難しいですね。あの結末しかないと思えるエンディングではありますが、幸せと言い切るのが難しいところも、比較しづらい要素です。

あと今回、同じ四神の八葉のシナリオが、天地で対になっているような内容だったのが、ちょっと面白いなと思いました。

【青龍】七緒の真実が明かされ、幸村は七緒が龍神になることを受け入れて自分が神域へ行き、五月は人にして地上に留める。

【朱雀】共に剣の道を極めることを目指すが、努力で道を切り開こうとする武蔵と、天賦の才が先にあって導かれるように道を決めていく大和。どちらも父親と確執があるのも共通点。でも大和は決別、武蔵は見守られる結末だった。

【白虎】最初は厳しく接しながらも早々に七緒と気持ちを通い合わせるけど、立場を第一として遠ざけようとする長政と、早々に囲い込んでしまう兼続。そしてはっきりと分かれる勝った立場と負けた立場。

【玄武】共に家の再興という使命を持つが、そこから解放されて自分の道を選ぶ阿国と、黙々と努め目的を果たす宗矩。どちらも過去の自分に対する自責の念を強く抱いていて、神子の存在もあって解放されるという点は同じでしたね。

今まで、こういうパターンは無かったのではないかな。

今回ハードがSwitchなので、Vitaのようなトロフィーがありません。トロフィーがあると埋めたくなるのが人情というもので(?)、いつも一通り終わっても気に入ったルートをもう一度やりながらトロコン目指してぐるぐる回っていましたが、それが出来ない。それでも、すぐにこの世界を離れてしまうのも淋しいので、差分要素を見たりしながら、幸村ルートをもう一度やってみようかなと思っています。

兼続ルートの時にも書きましたが、今回、見る限りキャラの年齢がどこにも書いていない。ということでWikipediaで生年を見て、ゲーム開始時の1599年の年齢を並べてみました。生年に複数の説がある場合はより若い方を採用してます。現代組は高2、高3の学年末時点の年齢ということで。

真田幸村 29歳
天野五月 18歳
宮本武蔵 15歳
佐々木大和 17歳
黒田長政 31歳
直江兼続 39歳
阿国(明智光慶) 30歳
柳生宗矩 28歳
織田秀信 19歳
石田三成 39歳
平島義近 不明(実在していない?)

全般に年齢高め。もう3歳くらい若ければよかったのにね。

(武蔵は程よいですが)